- 掛ける言葉にとても影響されやすい、子供の自立心の育て方とは | MARCH(マーチ)

掛ける言葉にとても影響されやすい、子供の自立心の育て方とは

2014/11/02

shutterstock_201225227

大人に「プライド」があるように、子供にも小さな「プライド」があります。これは自尊心と呼ばれています。自尊心は親から発せられる言葉で簡単に傷づいてしまい、子供はやる気を失ってしまいます。

逆に、自尊心を育てる言葉というものも存在するのです。では、どのような言葉をかけてあげると、自尊心を傷つけず、逆に育てていくことが出来るのでしょうか?まとめてみました。

簡単に否定する言葉が、子供を傷つける

文字を覚えたての子供が、子供なりに頑張って「おかあさん」と書いたとします。しかし、点が足りなかったり鏡文字になっていたら、なんと言いますか?「ここ、間違ってるよ」そう言いますか?

子供は頑張ったことに対して褒めてもらうことで自尊心が育つんです。親の思い通りの結果がついてこなくても、親は決してそれをとがめたり批難、否定をしてはいけないんです。

親に否定されると子供は自分自身を否定し始めます。「自分は何をやっても、お母さんの思い通りの子供になれない」と思わせてしまうんです。こうなると自尊心は育たなくなってしまいます。

間違えた文字の中にも正しく書けた文字があれば、それを沢山褒めてあげましょう。沢山褒めて肯定した後に「この文字は、こうしてみるといいんじゃない?」と否定ではなくアドバイスをしてあげてください。

先回りの注意は、反発を生む

「早く食べちゃいなさい!」「片付けなさい!」これはよく使う言葉ですよね。「◯◯しなさい」という命令を親はよく使います。しかし、大人だってこの言葉を掛けられるのは嫌なものです。

「片付けなさい!」そう怒鳴ると子供はどう思うか。小学生ぐらいになると「いまやろうと思ったの!」と反抗してきますが、未就学児ですとそれを表に出さないまま、うちに秘めてしまいます。

「今からやろうと思ったのに」「もうすこし遊んでいたいのに」という反発心が生まれるのです。それでは、この場合に親はどのような声掛けをするのが適切なのでしょうか?

  • 「明日おもちゃを出しやすくするには、どうしたらいい?」
  • 「おもちゃが迷子にならないためには、どうしたらいい?」
  • 「お片付けしてからご飯食べるのと散らかしておくのでは、どっちのほうが気持ちが良いかな?」

結果的にはお片付けをする方向に持って行くために、子供へ提案をしたり、子ども自身に考えさせるようにしてみましょう。

そこで「散らかったまでもいい」という答えが出たとしても、それを全否定しないこと。

「明日になって、このお人形がどこにあるかわからなくなったら、大変だよ?」そうすれば子供は自分で考えて、時間がかかっても正しいと思う答えを導き出すことが出来るでしょう。

努力の比較対象は自分

「◯◯君よりも下手だね」「それしかできないの?」親は子供に期待をする生き物です。それに答えようと子供も頑張ります。しかし、親の期待が過度になると、子供は諦めてしまうことがあります。

ボーリングの遊びで「見て!2つも倒したよ!」「2つしか倒せないのか」これは親の期待が過度である例です。

「あの子は4つも倒してるぞ」

親は「あの子」より上を期待していますが、子供はそこを目指していません。

比較するのであれば、他人ではなく子ども自身、それも過去の子どもと比較してあげましょう。そして、「前よりダメになっているじゃないか」という言葉はよくありません。

「昨日よりも1本多く倒せたね」「もうちょっとで昨日よりも沢山倒せそうだね」比較対象は過去の自分。他人ではありません。

「昨日沢山練習したからうまくいきそうだね」過程を褒めることも良いことです。

うまくできなくてあたりまえだと思う

組み立てたブロックが外せなくなった時。「こんなことも出来ないんじゃブロック遊びなんてやめちゃいなさい」なんて事はありませんか?「次はできるかも」というブロックを外す事に対する自信は、消えてしまいます。

  • 子供ですから、なんでも完ぺきにできなくて当たり前なのです。
  • しかし、何かを成し遂げようと毎日努力をしているのです。

ですから努力の過程を褒めてあげましょう。

「後もうすこしで外せるね、良く頑張ったね」「今日も頑張ってるね」

そんな前向きな褒め言葉を掛けてあげることで、親に見てもらえているんだなと思うことが出来、更に努力をしようと頑張ることが出来ます。

親の考えを押し付けたらダメ

親と子で考え方が必ずしも一致するとは限りません。

子供は少しずれた発想で、親を困らせるかもしれません。しかしそれは子供の考え方、「そうだね」と言ってまずは一度受け止めてあげましょう。

その上で、親のエゴや押し付けではない正しい答えの方向に導いてあげることが、子供の自尊心を育てる良い方法といえるでしょう。

子供の意見を尊重し受け止める、それが大切です。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ