妊婦は歯医者に行ってもいいの?治療しても良い期間を知っておきましょう

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2015/08/17

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妊婦さんの中にも虫歯がある方もいるでしょう。妊娠初期はつわりの方も多いので、余計に虫歯が出来やすいと言われています。虫歯は自然に完治する物ではありませんから、本当は出来る限り早いタイミングで治療をスタートしたい所です。

しかしつわりなどの要因があるので早くスタートする事も難しいので、タイミングを見極めなくてはなりません。また、全ての治療を妊娠中に受けていいのかも大切なポイントです。

妊婦さんは虫歯になりやすい?というのは本当の話

先ほど妊婦さんは虫歯になりやすい、と書きました。その理由はどういった事なのかと説明しますと、つわりの時期というのはどうしても気持ちが悪くなる方が多く、歯磨きが十分に行えないケースが多々あるからです。

私自身も子供たちを妊娠中、つわりの時期に歯ブラシを口に入れるだけで気持ちが悪くなった経験があるので、歯ブラシは妊娠していない頃と比べたら相当手抜きの歯磨きをしていたのだと思います。

比較的気持ち悪さはひどくなかったと思う私のつわりでもそう感じたのですから、もっとひどいつわりの方は歯ブラシを入れることもままならないと思います。

他にも食べていないと気持ちが悪くなるつわりの方ならば、普段と異なりだらだらと食べ物を口にしているケースもあるでしょう。食べ物がずっと口にある状態だと、それは虫歯のリスクが高くなってしまいます。

「歯ブラシが出来なくてもうがいをしているから」と言われても、歯の隙間に食べかすが詰まったり、歯の表面についたりした汚れは簡単には落ちないのです。そのため妊娠前に虫歯はなかったのに、妊娠中に虫歯が出来てしまうというケースはよくあるようです。

どうしてそう言い切れるのか、と言いますと妊娠中にパパママ学級のような場所で、妊婦さんは虫歯になりやすいという勉強をしたからです。今でもそのような勉強は継続して行われているのだろうと思います。

虫歯治療は「安定期」と呼ばれる時期が一番お勧めです

本題の虫歯はいつ治療したら良いのか、という時期についてです。虫歯の治療はどうしても口をある程度の時間開けていくのが前提なので、つわりが落ち着いた時期でないと無理だと思います。

と同時に虫歯の可能性があるのならばレントゲンを撮る場合も考えられますので、そうなると一般的に安定期と呼ばれる時期がいいでしょう。ということは、おおよそ5か月から7か月が目処になります。

それ以降でも治療は出来なくないと思うのですが、なにぶんお腹が大きくなるので椅子にほぼ横になって治療をする事が難しくなります。

気になるレントゲン。妊娠中も大丈夫?

妊娠中に気になってくる問題のひとつがレントゲンではないでしょうか。

「歯が痛い」「しみる」などの場合、見た目ですぐに虫歯だとわかれば良いのですが、中には神経まで虫歯が届いているのか、もしくは虫歯ではなくて歯槽膿漏なのか、そのような判断をするためにはレントゲンを撮るしかありません。

妊娠中は出来る限り無駄なレントゲンを避けるのは必須です。歯という狭い部分のレントゲンとはいえ、撮らなくていいものならば撮らないほうがいいとは思います。

ただし、プロテクターをして被ばくを防ぐ事にはなっていますから、医師がレントゲンを撮ったほうがいいと判断するのなら必要なのでしょう。ずっと我慢し続けることは決して良い事ではありません。

レントゲンを撮ってばかりでないのでしたら、早く完治させるためにもレントゲン撮影はしても良いと思います。また親知らずの場合にも痛みがあれば、レントゲンで確認する可能性はあります。

虫歯以外、妊娠中に歯の治療は積極的に行いません

妊娠中の親知らずは痛みがない限り、積極的治療は行いません。私も妊娠中に親知らずに関して「痛みがなさそうだけれど産後に抜きましょう」と言われて、断乳してから抜歯しました。麻酔を使う治療は、妊娠中は最低限にとどめているのです。

矯正に関しても緊急性がないと考えられたら、基本的には産後にスタートするという感じです。クリーニングは逆にやっておいたほうが虫歯にもなりにくくなりますので、妊娠中も同様にやってもらうようにします。

定期健診も妊娠中だから止める、という心配は不要です。ただしお腹が大きくなると苦労するので、安定期に行うのが良いでしょう。

妊娠中に治療を完了しておきたい理由は3つもあります!

妊娠中に虫歯を完治させておきたい理由は大きく分けて3つあります。

  • 出産時に痛み出したら大変だから
  • 産後はなかなか治療へ行く時間が取れないから
  • 虫歯の唾液が赤ちゃんに行くと赤ちゃんが虫歯になりやすいから

出産時に痛み出したら大変!

出産時に痛みが出たら分娩どころの騒ぎではないからです。分娩はぐっと奥歯を噛みしめる事もあるでしょうから、昔は一人出産すると歯を失うと言われていた時代がありました。だからこそ、妊娠中に虫歯を完治させたほうがいいわけです。

産後はなかなか歯科へ通う時間がとれない!

幸い分娩時に虫歯の痛みが出なかったとしましょう。赤ちゃんが生まれてしまえば、歯医者も気軽にかかれなくなります。時間があるうちに何事も早く完結していくほうが無難です。

虫歯の唾液が赤ちゃんに移行してしまう可能性がある

虫歯のある人が噛み砕いてしまった離乳食を食べた赤ちゃんが虫歯になりやすい、とも言われています。赤ちゃんは当然虫歯がない状態なのに、虫歯がある親から虫歯が移ってしまったらかわいそうですよね。

虫歯のある人のキスでも虫歯は移ると言われていますので、早めに治療してあげる事は赤ちゃんにとっても大事になります。

安定期内で治療が終わるように、速やかに受診しよう

歯科へ行くと「キーン」という嫌な音を聞かされて、それだけで気分が凹む方もいらっしゃるでしょう。出来れば虫歯になっても初期で、痛みのないうちに治したいと思うもの。虫歯が進行すれば、それだけ痛みが感じられるからです。

つまりいかに早めに治療するか、放置しない事が大事だというのがよくわかります。妊娠初期はどうしてもつわりもあり、治療は困難です。安定期に入りましたらなるべく早く虫歯の治療を行いましょう。

虫歯は一気に治療出来ない事もあります。そうすると安定期の間に治療が全て終わらないかもしれません。そうならないためにも、早めに歯科へ行くのがベストです。

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