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産後の尿漏れどうしたらいいの…効果的な改善方法ってあるの?

2014/10/24

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妊娠中から産後にかけて多くの女性が経験する尿漏れ。ひとりでドキドキして、気が気じゃない方もいることでしょう。しょうがないこととはいえ、何とか改善したいもの。その方法を探ってみましょう。

どうして尿漏れが起こるの?

赤ちゃんを体の中で育てることはお母さんの体に大きな負担をかけます。

まず子宮が大きくなると、膀胱が圧迫されトイレの回数が増えるのです。産後もすぐには元の大きさに戻りませんから、その状況は産後3~4ヶ月続くこともあります。

また、分娩時に骨盤底に大きな負担がかかることも大きな要因です。

骨盤底は、子宮や膀胱、直腸などおなかの中の多くの臓器を支える部分です。筋肉と繊維質からできており、出産によってゆるみます。

このゆるみが尿道の締まりを悪くし、尿漏れを引き起こすことになるのです。

他にも、分娩時に神経組織が傷を受けることで「尿意を感じない」「尿が出ない」などといった障害が起こることもあります。

骨盤底への負担は最小限に!

回復のためには、骨盤底が正常に戻ることが大切です。そのためには、できるだけ負担を減らすことです。

産後は無理をせずに横になって過ごし、赤ちゃんより重い物は持たないようにしましょう。せめて、産後6~8週間はこの状態を維持することが望ましいといえます。ゆっくり身体を休めてあげましょう。

次のことに思い当たるようであれば、骨盤底には特に大きな負担がかかった可能性があります。

  • 分娩時、子宮口が開いてから赤ちゃんが出てくるまでに5時間以上かかった
  • 赤ちゃんの出生体重が3500グラム以上だった
  • 産後1週間経っても、子宮の位置が下がったままである

また出産直後からガードルをつけるのも、尿漏れが続く原因となるようです。子宮と膀胱が下に下がってしまい、骨盤底に負担がかかってしまうからです。

つけるなら4週間を過ぎてからにしましょう。腹筋運動もこのころまでは控えます。

骨盤底のトレーニング

骨盤底は筋肉からできているので、鍛えることが可能です。正しいトレーニングにより、改善が早まることが期待されます。

1日に2回、10分程度を毎日続けると効果的。ただし、会陰の痛みが続いている間は行わないようにしましょう。

仰向けで行う運動

  • 仰向けに寝た状態で、両膝を曲げて立て肩幅に開きます。
  • その姿勢のまま、肛門、尿道、膣を意識しながら5秒締めた状態をキープします。
  • 1分を1サイクルとして、残り55秒は体全体の力を抜いて、リラックス。
  • 以上を10回で1セットとし、1日2セット行います。

慣れてきたら、12秒、14秒と締める時間をのばしていき、リラックスの時間はそれに応じて、48秒、46秒と短くしていきます。

締めるときは、お腹や腰など、他の部位に力が入らないよう注意しましょう。

また次の方法もあります。

椅子に腰かけて行う運動

  • 背もたれのある椅子に腰と背中がつくように深く腰かけます。
  • その姿勢のまま、肛門、尿道、膣を意識して5秒締めた状態をキープします。
  • 仰向けで行う運動と同様に、1分間を1サイクルとし、慣れたら徐々に締める時間を長くしていきます。
  • 残り55秒は肩の力を抜きリラックス。全身の力を抜くのがポイントです。
  • これも、10回1セットを1日2回行います。

早く治したい気持ちはわかりますが、時間をかけて、毎日ちょっとずつ行うことで確実に骨盤底が鍛えられ、それを持続することが尿漏れの再発を抑えてくれるはずです。

習慣として身につけてしまえばこちらのもの!急がば回れの精神で、コツコツ頑張っていきましょう。

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